【搭乗記】ヒューストン経由でメキシコへ ANA NH174搭乗記
ヒューストン空港でANAからユナイテッドメキシコ便への乗り継ぎ(トランジット)
2018年4月末にメキシコへ出張してきました。今回は成田空港からANA NH174へ搭乗しヒューストンでユナイテッド航空への乗り継ぎ(トランジット)があるフライトです。
乗り継ぎについて気になる点が何点かありましたが事前にネットで検索しても検索方法が悪かったのかもしれず、ヒットしなかったので今後同じ経路で出張や旅行へ行かれる方へ参考になればと思います。
ANAプラチナ会員後初の海外出張
昨年1年かけてANAプラチナ会員となりました。
メキシコ行く前に今後ANAもプレミアムエコノミークラスをオークション形式でアップグレードするというアナウンスがちょうどありましたが自分の時は特に事前メール(対称運賃じゃなかっただけ?)も無く、フライト24時間前にプレミアムエコノミーへアップグレードできました。
成田空港でチェックイン
ANA上級会員という事で、エコノミークラス(搭乗はプレミアムエコノミー)への搭乗でもビジネスクラスのカウンターでのチェックインや写真の様なGOLD TRACKで出国時のセキュリティーチェックが可能です。
一番上の上級会員やファーストクラス搭乗客の為に、チェックイン及びセキュリティーチェックができるZカウンター(通称Z小屋)というものもありますが、今回は通常のセキュリティーチェックもさほど混雑はしていなかったです。
でも記念にGOLD TRACKでセキュリティーチェック受けました。
搭乗券にSSSSの文字が!
ネットでは見たことあったのですが、今回発券時に搭乗券確認したところSSSSの文字が印刷されておりました。
指定される側には色んな噂がありますがなにが正解なんでしょうね?
ちなみに自動チェックイン機の時点でもう印字されておりました。
簡単に説明すると、SSSSはSecondary Security Screening Selectionということで2次的なセキュリティーチェックが必要となるという事で、搭乗時にゲート通った際にブ~と鳴ってゲート横にいるスタッフの方に、「御協力お願いできますか?」と聞かれます。
アメリカ政府の要望なので断ったら搭乗できないらしいです。
プラチナ会員で可能性は低いですが、プラチナ取得後初搭乗でゲートピンポン(インボラアップ)など淡い期待をしておりましたが、まさかのブ~頂きました。
ANA NH174 ヒューストン行き搭乗
話が前後してしまいますが、もちろん上級会員の醍醐味であるANAラウンジも行き早朝出発で自宅にて朝食抜きの為、今回はラウンジで朝食です。
ただGW前という事なのか出張者が多かったのでラウンジ全体など写真は控えましたが朝からカレー食べさせて頂きビールとコーラハイボール(自作)で流し込み?カレーも飲み物?いよいよNH174便搭乗です。
SSSS印字されておりますが、普通にプラチナ・SFC・ビジネスクラスの優先搭乗の列に並びます。
ゲートを通った後すぐ脇に検査員がいらっしゃいますので、検査員の指示に従います。
手荷物を調べられるのとなんか靴脱いだりしてサンプリング取ってました。
新品の消臭靴下にしておいてよかった。
ANA NH174ヒューストン行き機内の様子
数か月前に行ったとは言えアメリカ本土までのフライトは13時間弱、約半日かかります。特に日本への帰路の時には、疲れてすぐ眠ってしまいますが3~4時間寝てもまだアメリカ抜けてないの?とアメリカの広さを感じてしまいます。
とはいえ今回はプレミアムエコノミー席最前列通路側でしたので、一応身長180cmオーバーですが足を延ばしても窓側の方も気にせず通路へ出られる広さです。
強いて言えばもう少しモニター大きくしてほしかったくらいです。
ANA NH174 ヒューストン行き機内食
今回の機内食はアメリカ路線ですので、離陸後と到着前に機内食頂けます。
写真撮り忘れましたが最初はとんかつ丼でした。
到着前は朝ごはんという事で白身魚の照り焼きを頂きます。
搭乗前にANAのHPでメニュー見れますので気になる方は事前に調べておくといいと思います。
なお今回プレミアムエコノミーでうどんも頼めましたが往路はお腹いっぱいの為注文しませんでした。
飛行機は離陸渋滞で10分程度遅れて離陸しましたが、ヒューストンへは定刻より20分程早く到着しました。
ヒューストン空港でのメキシコ便乗り継ぎ(トランジット)
今回メキシコのケレタロ州というところに訪問します。
もちろん地方空港の為、日本からケレタロ空港への直行便はないのでヒューストンから約2時間のフライトとなりますが、アメリカでの乗り継ぎで怖いのは入国審査やセキュリティーチェックの時間が読めない事ではないでしょうか?
今回は次の乗り継ぎが3時間あったのでそこまで気にはしていませんでしたが、空港も大きく次のフライト搭乗口を見つけるまでゆっくりせずにどんどん進みます。
アメリカ入国審査
ESTAは皆さん申請していると思うので申請方法はここでは割愛しますが、降機後VISAだろうがESTAだろうが入国審査については乗員乗客全員同じ方向に進みますのでその行列についていけば問題無いと思います。
ESTAで入国する場合まず審査官がいる入国審査の前に自動機で、パスポート読み取り&写真撮影と税関アンケートをして問題無いとプリントアウトして審査官がいる入国審査の列に並びます。
機械の操作は一番最初の画面で言語を選びもちろん日本語もあり、文字も大きく分りやすい説明があるので初めてESTA機械される方でも問題無いと思います。
なお昨年末シカゴ行った時は税関審査書記入が機内で行いましたが、今回は審査書配られず、着陸前にCAさんに確認したら今は配っていないそうです。
ESTAで写真を撮る時の注意点としては、カメラがESTAの機械の上についているので画面を見たままだとカメラ目線ではなくなってしまいます。
入国審査では、先程ESTAの機械からプリントアウトした紙とパスポートを渡します。質問自体は、特に難しくなく目的を聞かれただけでした。
もし中・南米へトランジットされる方で英語に自信が無い方は、先に次の中・南米行きの航空券を見せればトランジットだけだとわかってもらえると思います。
ただ今回自分の前に審査を受けた日本人旅行者が審査員からの質問で滞在先やホテル名さえ答えられず、その日に限って入国審査エリアに日本語通訳スタッフもおらず遠く離れたパイロットやCAさんの入国審査するところからANAの CAさんが呼びだされ通訳していました。
それだけで10分以上ロスしてちょっと疲れたので、近くの係の方に列換えていいかと聞いて列を替えて無事入国審査通過です。
ANA➡ユナイテッド航空 ヒューストン空港での預け荷物引き取りは不要
入国審査をパスすると右側に進んで行き2Fから1Fに降り、180度方向転換したところにバゲッジクレームがあります。
ANA NH174便(帰国のNH173便でも)は、ユナイテッド国際線への乗り継ぎ(トランジット)の場合預け荷物をヒューストン空港で引き取らなくても大丈夫です。
ユナイテッドという事でちょっと不安ですが・・・
成田空港のANAカウンターで荷物預けた際にも写真の様なカードもらえます。特にカード見せなくてもヒューストン空港のバッゲジクレームにいた係のおばお姉さんに口頭で確認しましたが、「大丈夫よメキシコでピックアップして」と言ってましたのでそのまま乗継便の搭乗口を目指します。
メキシコ便搭乗前のセキュリティーチェック
バゲッジクレイムを抜けると出口方向とトランジット方向に分かれます。
今回はメキシコへのトランジットなので、トランジット方向へ行きエスカレーターがあるのでまた2Fへ向かいます。
エスカレーターを降りて右手側に再度セキュリティーチェックがありますのでアメリカ式のがっつりセキュリティーチェックを通過するとフライト掲示板がありますので、アルファベット順に並んだ掲示板で自分の搭乗する搭乗口をチェックします。
以上がNH174降機からトランジットのセキュリティーするまでの流れです。
ANAのHPにもヒューストン空港の乗り継ぎ図があるのでイメージ沸きやすいかもしれません。
ユナイテッド航空メキシコ ケレタロ行き
セキュリティーチェックも無事通過し、次のフライもON TIMEであれば後は空港内での時間つぶしです。
ヒューストン空港も大きいので免税店やお食事ができるレストランやアメリカのどの空港でも行列ができてるスタバなどお店が多いので時間つぶしができますが、今回の楽しみはANAプラチナ会員=スターアライアンスゴールド会員ですのでユナイテッド航空のラウンジ UNITED CLUBに入れることです。
皆さん料理がおいしくないとか無料のお酒がないとか厳しめな意見をみうけますが、同行者無の1人出張でゆっくりくつろげるのがどれだけ心強いか・・・
という事で、UNITED CLUB初潜入ですがこちらも昼間の時間帯で激混みな為軽食の写真のみになります。
味はまあアメリカだよねと言う感じです。
ユナイテッド ケレタロ行搭乗
アメリカまでの搭乗13時間+時差14時間という事で搭乗前にはフラフラです。
なおユナイテッド航空も優先搭乗があり搭乗券にGroup 1~5が記載されています。
ANAプラチナ会員はGroup2となり2番目の優先搭乗でした。
機材はEmbraer ERJ-175、通路1本エコノミーだと通路挟んで左右2席ずつの乗員乗客60名くらいの小さい機材です。
この機材で自分より大きい方が横に来るともう大変なんですが、今回はメキシコ人のお母さんって感じの女性でスペース的には問題ありませんでした。
搭乗するとすぐメキシコ入国審査と税関書類の用紙2枚配布されます。
なお入国審査用書類の半券に記載する箇所があり必ず審査前に記載して(記載してないと記載しなおしてもう一度並びます)、審査後返却され帰国時にその半券を航空会社のカウンターで提出しなければならないので無くさない様にして下さい。
写真が無くて申し訳ないですが、機内では国際線と言えどもエコノミークラスではソフトドリンクとユナイテッドのおつまみプルッツェルだけの提供です。(ラウンジでお腹いっぱいだからいいけど)
ケレタロ空港でメキシコ入国審査
2時間のフライトですが、到着時は風の影響なのか標高が高いからなのか上下左右に揺れまくって軽く体が浮く感じもありましたが、もう起きてるか寝ているのか分らない状況でぼ~としたまま着陸しました。
最初にも書きましたが、地方空港なので空港自体も小さく入国審査もここでやるの?みたいな簡素な建物で飛行機降りた順からやっていく感じでした。
後ろの方の席だったので入国審査は20分まちくらいで、入国審査が終わるとすぐターンテーブルがありそこで荷物をピックアップして税関審査です。
もちろんプライオリティータグが付いてても特に意味はなかった・・・
とは言えロストバゲッジも無く無事メキシコへ入国できました。なお一緒の会議に出たアメリカの同僚は無事反対方向のデトロイトまで荷物行ったそうです。
まとめ
初めてのメキシコでしたが無事到着しました。
注意点を箇条書きすると、
- アメリカ行きの搭乗券にSSSSと印字されても驚かない
- アメリカ税関審査書類不要になった(?)
- ANAヒューストンNH174 便からユナイテッド航空メキシコ路線は、預け荷物ピックアップ不要
- メキシコ入国審査書類半券は帰国時まで保管要
となります。
次回は帰国時の搭乗記アップしたいと思います。