ドイツ おすすめ観光スポット ポルシェ博物館
シュトゥットガルト観光のおすすめ ポルシェ博物館
先日上海博物館を紹介させて頂きましたが、今回はドイツ シュトゥットガルトにあるポルシェ博物館の紹介です。元々海外出張の際は一人が多く、休日はホームパーティに呼ばれることもありますが、それ以外は都市部だと買い物(お土産)か博物館に行く事が多いです。
特にドイツだと日曜はお店が閉まっており買い物できないので、天候に左右されずゆっくり時間潰せますし色んな都市にあるのでおすすめです。
ポルシェ博物館へ行ってきた
ポルシェの歴史
現在は、VW傘下に入っておりますがスポーツカーとしてのブランドは全世界で確立されております。そもそも日本人に馴染みが薄いシュトゥットガルトにありますが、創設者のフェルディナント・ポルシェの歴史からおさらいしていきます。
ダイムラー・ベンツとの繋がり
元々オーストリア出身であったフェルディナント・ポルシェが有名になったのは、世界大戦時にメッサーシュミットという飛行機にDBエンジン(ダイムラーベンツ)を搭載したところから始まりました。そのエンジンを開発したのがフェルディナント・ポルシェになります。まずここでダイムラーとポルシェ繋がりましたね。
シュトゥットガルト
自動車の事詳しい方には、有名ですがダイムラーベンツ本社はシュトゥットガルトにあります。電車でシュトゥットガルトに向かったときは一駅分くらいダイムラーの敷地(工場)でしたので、東京ドーム多分何十個だと思います。また日本のデンソーと自動車部品サプライヤ世界1位を争うボッシュ(BOSCH)の本社もシュトゥットガルトにあります。そしてフェルディナント・ポルシェの息子もボッシュ社で勉強しておりました。こうなるとシュトゥットガルトと言うのがドイツ自動車業界で重要な地域となってるのが分ると思います。自動車以外ですと、現在のサッカー日本代表の岡崎選手をはじめ数名ブンデスリーガのシュトゥットガルトでプレーしている為、スポーツ番組などで耳にしたことがあると思います。ちなみに電車からの風景はこんな感じです。ここに見える建物ほとんどダイムラーと思って頂いて問題ありません。
ポルシェ博物館 行き方
まずシュトゥットガルト空港に直で行く日本からの飛行機は現在ありませんので、飛行機の場合はフランクフルトやミュンヘンから国内線の飛行機に乗り継ぎ行くしかありません。電車ですと各都市部(乗り継ぎ含め)からシュトゥットガルトへ行く電車はあるので飛行機・電車は好みで決めて下さい。シュトゥットガルト駅からはSバーンと呼ばれるドイツの都市で走っている路面電車がありますので路面電車で行くかもちろんタクシーなどでも行く事が出来ます。
ベンツタクシーで行くのもいいかもしれません。なお自分はドイツ人の友人がシュトゥットガルトの隣町に住んでいたので車で案内してもらいました。詳しい行き方は、ポルシェ博物館のサイトがありますのでそちらをご覧ください。
ポルシェ博物館(日本語サイト)、PORSCHE Museum(英語サイト)
地図
館内展示物
ここからは車おたくの領域で少し展示車両の説明となります。
ポルシェ・カレラGT
もしかすると見たことある方いるかもしれませんが、これは東京モーターショーで発表になりました。現在だと活気のある市場という事で中国のモーターショーなどで初お目見えする事が多いのですが、まだ2000年初頭だと東京モーターショーでお披露目などしてたんですね。
ポルシェ911GT1
自分の一番好きなレースカーです。1996年にルマンで出てきたときには衝撃を受けました。実はレギュレーションでホモロゲとらないといけない(要は市販車)事になっていた時代の車です。20年以上前の車ですが今見てもスタイル見劣りしないですよね。
ポルシェ・シンクロ(トランスミッション)
ポルシェがすごいのは、車もそうですが実はエンジニアリング部門が外向けにあり自分達の技術を世界の自動車会社にも売っているところです。現在はあまり日本では見かけなくなったMT(マニュアルトランスミッション)ですが、世界のレースで一番最初にシンクロ機構を入れたのはポルシェです。ドライバーに負担掛けなくまた耐久レースでミッションアッセンブリ交換できる機構を用いたのもポルシェが初となっています。これ以上書くと数ページの記事アップしないといけなくなるのでこれくらいにしておきます。
まとめ
車好きの方には、おすすめなスポットになりますが館内にはレストランやお土産屋さんもありますので家族でも楽しめるスポットだと思います。フランクフルトやミュンヘンからだと少しアクセスは悪いですが、近くにはメルセデスベンツの博物館もありますので1日使って自動車博物館巡りするのもおすすめです。