飛行船へ乗船可能!その前に飛行船の歴史を勉強できるツェッペリン博物館がおすすめです
飛行船の歴史を知り乗船も可能です
博物館繋がりでここまで来ましたので惜しみなく出していきます。続いてはドイツ フリードリヒスハーフェンにあるツェッペリン博物館の紹介です。この一行だけで日本人は舌噛みそうなんですが・・・
フリードリヒスハーフェン
オーストリア・スイスとの国境になるボーデン湖に面した街です。スイス側へは船で渡ることもできます。日本で言うと、避暑地ではないですが(そもそもドイツ夏でも涼しく、湿度も低い)軽井沢の様な家族で過ごす観光地(自然を満喫&買い物)となっている街です。フランクフルト空港からですと国内線で40分位のフライトとなります。機内サービス配り終わる前に着陸態勢のベルトサインが出るくらいのフライトです。ミュンヘンからですとレンタカーや電車で行く事が出来ます。
飛行船の歴史
ライト兄弟が飛行機を発明して100年経ち今では日常生活に欠かせない飛行機ですが20世紀の初頭は空の旅と言うと、まだジェット機もなくプロペラエンジンでは長距離飛行できなかったので飛行船で空の旅をしておりました。今回は世界屈指の飛行船会社だったツェッペリン社の飛行船博物館の紹介です。
日本にも飛行船が来たことがある
1929年8月にフリードリヒスハーフェンから霞ヶ浦へシベリア上空を飛んで日本に来たことがあります。今から約90年前のお話になりますが、当時から空を飛ぶというのは憧れだったんですかね。ちなみにその時の資料も博物館にありますが、到着地が霞ヶ浦では無く【TOKIO】(東京)となっておりました。
ヒンデンブルク号爆発事故
悲しい歴史になりますが同じくツェッペリン社のヒンデンブルグ号が爆発事故をアメリカで起こした映像を見た方もいらっしゃると思います。20世紀の世界規模で知られている大事故も起こしております。その当時の新聞などニュース映像も博物館で見ることができます。
ツェッペリン博物館へ行ってきた
ツェッペリン博物館への行き方
まず行き方ですが、フリードリヒスハーフェンの中心街からですと徒歩で行けます。観光地ですので大体の街にあるホテルから徒歩で行けます。駅も近くにあるので電車でも行けますが本数は少ないです。
詳細は、ツェッペリン博物館のサイトがありますので御確認下さい。
Zeppelin Museum Friedrichshafen - Technik und Kunst(英語サイト)
ツェッペリン博物館の展示物
館内はそこまで大きくありませんので、1時間半位を目安に全部の展示物に目を通すことができると思います。展示物は、設計図や部品や復元した客室をはじめ当時の飛行船に関わる書物・チケットなど多数あります。また自分が行った時にはツェッペリン飛行船のシールなどももらえた(置いてあった)ので、いつかRIMOWAにしたら張ってみたいと思います。
ドイツで飛行船に乗る
実はこのフリードリヒスハーフェンでは現在でも飛行船に乗れます。フリードリヒスハーフェン空港の横にあるのですが、ツェッペリン社は現在でも飛行船を運行しており遊覧飛行で乗ることができます。タイトルで乗ろうと言っておりますが自分は乗っていません・・・一番安いチケットで30分遊覧飛行が200€オーバーですので躊躇しました。ですがもし乗りたい方は下記にツェッペリン社のサイト張りますので、そこからオンラインでチケット購入する事もできます。
Home - Zeppelin NT(英語サイト)
まとめ
宮崎監督アニメの魔女の宅急便でも飛行船描かれてますよね。その当時飛行船は今で言う飛行機のビジネスやファーストクラスで旅するのと同じような感覚だったのかもしれません。霞ヶ浦に来た時の新聞記事で「君はツェッペリンを見たか」という言葉が流行語になっていたそうです。SFC修行を終えいつか家族で行く機会があれば今度は飛行船乗ってみたいと思います。でも高所恐怖症なので怖い気もしますが・・・